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キャリアリポート

不況における就職活動
不況の時期における就職活動をとりまく環境が厳しいことは、誰もが理解しているところです。不況下では、企業はリストラやダウンサイジングによる人員削減を行い、新規雇用を控えるのが一般的です。ただ、そのような状況にあっても、製品やサービスを提供する上で、必要不可欠なポジションに欠員が出た場合には、企業は採用活動を行います。そのため、リストラによるレイオフをする会社もあれば、積極的に雇用している会社もあるのです。不況により雇用が低迷するなかにあっては、人材の供給と需要のバランスで言えば、採用する側が有利であるのは事実です。長期的な視野を持っている会社や、よりアグレッシブな企業は、実はこの好機に良い人材を確保し、今後の景気回復に備えるケースもあります。また、不況の影響で、コストがかかる駐在員(本国からの出向社員)を現地社員に切り替える企業も増えています。こうした状況下で、とりわけ売り手市場の時期には採用が困難なセールス・マーケティング、会計、エンジニア、マネージャー等のポジションの企業ニーズが高まっています。

一方で、求職者については、こうした時期こそよりアグレッシブに、地域や仕事への極端なこだわりを捨て、幅広く就職のチャンスを求める必要があります。視野を広げ、真剣かつ積極的に就職活動を行えば、必ずチャンスは巡ってきます。会社をレイオフになった方のなかには、雇用保険によって生活費がカバーされていることに甘え、真剣かつアグレッシブな就職活動をしない方もいるようですが、これは避けなければなりません。当然のことながら、雇用保険の支給期間(州によって異なりますが、6ヶ月が一般的)と金額には上限があり、雇用保険が終了する直前に急いで就職活動を行っても、不況の時期には簡単には仕事は見つかりません。また、積極的に就職活動を行わないことによって、社会への適用性が鈍ったり、面接におけるコミュニケーション能力が低下します。最も大きなマイナス点は、こうして企業に受け入れてもらえない「自分」になってしまうことなのです。