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キャリアリポート

紹介予定派遣のルーツ
近年、日本では紹介予定派遣という制度が一般化しつつありますが、この由来を説明しましょう。そもそもアメリカではTemp to PermやTemp to Hireという言葉ある様に、派遣スタッフとして業務を遂行した後に、当初は社員としての採用は考えていなかったが、派遣スタッフとしての働きが良いため、派遣先企業が正社員としてのポジションをオファーするケースがあります。これは社員としての採用を前提に派遣社員として業務を委託する日本式の紹介予定派遣とは異なります。派遣スタッフが必要な企業が必要な時間に、必要な期間、必要な人材を外部委託するという形で派遣会社に派遣スタッフを依頼し、業務を遂行してもらった結果、企業側がこういう人材であれば社員として迎え、これまで派遣会社に業務委託していたポジションをその人に社員としてやってもらおうという考え方から始まったものです。ですから、今でもアメリカでは紹介予定派遣という制度は基本的にはありません。しかし、日系を中心とした一部の企業では一度正社員として採用した人を、そのパフォーマンスを理由に解雇することを避ける傾向があるため、通常は正社員としての試用期間を、派遣会社を通すことによって解雇による問題リスクを回避できる派遣というスタイルで短期間(約1〜3ヶ月)遂行してもらい、その結果、問題がなければ社員として採用するスタイルがここ約10年で増加してきました。従って、紹介予定派遣は日本的な雇用慣習とアメリカの派遣システムを融合した、日本独自のシステムと言っても過言ではないでしょう。 一方、求職者にとってもこのスタイルは、自分にとって良い会社、あるいはポジションかどうかの見極めを人材派遣会社と共にできる点、入社直後に退職することになった場合に、短期間での退職ではなく「派遣契約終了」と履歴書に記入できる点などでメリットがあるといえるでしょう。