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キャリアリポート

企業文化を見極める
転職、新卒就職を問わず、就職活動を通して自分にとってよい会社を見極める際のポイントは、人によってさまざまです。会社の業態、規模、戦略、処遇・待遇等の基本的な情報は、インターネットで調べられますが、実際に面接等のためにその会社に足を運んで初めてわかることもたくさんあります。その代表的なものが企業文化(Corporate Culture)です。
企業文化を広辞苑で調べると、「企業の構成員によって共有・伝承されている価値観・行動規範・信念の集合体」とあります。企業の文化を知るための情報は、インターネット等のマスメディアを通して得られる情報と、その会社に足を運ばないと確認できない情報の大きく分けて2つがあるといえるでしょう。ここでは、面接等でその会社に足を運んだ際に、注意深く観察すべき項目について紹介します。
企業文化に関する情報には、1)その会社を到着した瞬間にわかること、2)ある程度その会社で時間を費やしてわかること、3)その会社で実際に働いている人と話をしてわかること、の3つがあります。1)その会社に到着した瞬間にわかることは、立地条件、オフィスの外観/内装やサイズ、オフィス家具、設置している備品、整理整頓や清潔の度合い等があります。その後、2)ある程度その会社で時間を費やすと、社員の服装や言葉遣い、行動パターン、業務委託をしている会社や利用しているベンダー、備品の利用方法等に関する情報が得られるでしょう。そして、3)実際にその会社で働く方々と話すことによって、上司の指示の仕方、社内でのコミュニケーション方法、残業の度合いや休暇消化の実態等がわかってきます。
会社に実際に足を運ぶと、対外的なイメージはいいが、社員の対応が悪い、離職率がとても高い、オフィス内が乱れ散らかっている、ほとんどの社員が遅くまで残業している、全社員によるオフィスの掃除から一日が始まる、来客中であるにも関わらず、社員が平気でデスクでものを食べている、実際には休暇が取りにくい、窓のないオフィスでスタッフが一言も話さずに黙々と仕事をしている等、インターネットでは調べることができない多くの発見があります。就職する職場は、毎日、人生のゴールデンタイムである9時から18時までを費やす場所なので、そこで働く人、オフィスの環境や慣習等は重要です。インターネットで得た情報に頼るのではなく、実際に自分の目で見、感じることはとても大切だといえるでしょう。これから就職活動をされる方は、是非会社を訪れた際のチェックリストを作成し、価値観・行動規範・信念等を確認し、自分にとってよい会社かどうかをしっかり見極めるとよいでしょう。